神秘の地、イシュファリア。 雪と氷に覆われた不毛の地には、時として遥かに人を超えた、神に愛でられし力を持つ者が生まれる。 彼らは【優れたる人(フューリア)】と呼ばれる。 土地に宿る精霊、失われた神々、太古の闇に潜む悪霊と心を通わせ、契約を結ぶ事によって、 人に在らざる強大な力を、【リエラ】と呼ばれる“存在”として具現化し、行使する者達。 フューリアは、常に力持たぬ人々の賞賛と羨望の的でありながら、 滅多に歴史の表舞台に立つことなく、俗世と隔絶した生活を続けてきた。 ![]() この地にはフューリアと、 異端の宗教である 【ラーナ教】の教徒の2種類が住んでいた。 【ラーナ教】は、 「いつか人が神を超える事が神の意志である」 とする、一種の超人信仰であり、 それ故に教徒にとってフューリアは、 道標であり、憧れであり …いつかは超えねばならぬ壁であった。 永遠に続くかに思われた平穏な時代は、 突然終わりを告げる。 フューリアの中でも最も強大な、 「始祖」と呼ばれる一族の一人が、 その恐るべき力を無辜なる人々、 そして仲間であるフューリアに向けたのである。 戦乱はたちまち近隣諸国にまで及んだ。 そして、今までイシュファリアを、 北辺の不毛の地としか考えていなかった近隣諸国は、 その危険性を認識し、 生き残ったフューリアとラーナ教徒を 根絶やしにするべく狩り立てを始めた。 ![]() 近隣諸国連合軍を駆逐した彼らは、 ここにイシュファリアを統治する初の統一国家、 【レヴァンティアース帝国】を建国するのであった。 帝国は、二度と諸外国の介入を許す事がないよう富国強兵を推し進め、 目覚しい速度で科学技術を発展させていった。 しかし、科学技術の発展と普及に伴い、 フューリアの数は激減、その力も失われていく。 科学は人に簡単に力を与えてくれるが、 その力が真のフューリアには及ばない事を、 誰よりも帝国を治める皇家が知っていた。 この事態を憂慮した時の皇帝は、フューリアを集中管理し、 その能力を維持・成長させる為の機関を設置した。 学園都市【アルメイス】の誕生である…。
あなたの登録するキャラクターは、帝国が設立したフューリアを集中管理し、その能力を維持・成長させる為の機関である学園都市『アルメイス』の生徒の一人となり生活することとなります。
アルメイスでは授業の一環として、1日一回リエラによる模擬戦闘を行っています。 ⇒ 続きの説明を見る
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