スペシャルイベントイラスト投票

■イラスト化シーン決定投票ルール

 スペシャルイベントでは、イラスト化するシーンが毎回一ヶ所あります。
 ライターの選んだイラスト化候補シーンの中から、最も『イラスト化して欲しい』シーンを選んで投票してください! 一人(1キャラクター)1票です。これには、スペシャルイベントに参加していない人でも、投票ができます。

 投票場所は、ゲーム内「スペシャルイベント掲示板」です。投票するキャラでログインして、投票を行ってください。
注)1キャラクターで2票以上投票した場合、そのキャラクターのすべての票が無効となります。

 スペシャルイベント「ラウラ・ア・イスファル〜その過去と未来【3】」のイラスト化シーン候補は、以下の3シーンです。


●シーン1

 優真は、はらはらとサウルの様子を窺っていた。サウルが秘密を暴くことをどう捕らえているか、優真は知っている。この家族の話一つも、転落への序章なのかもしれないと。
 アベルなどは隠すよりも暴く側が面白いと正直に言って、サウルの傍にいるが。それについて、サウルはどうとも言わなかった。
「ふむ、特殊なリエラ、か。では、ルー自身が反逆のリエラの主ということで間違いはなさそうだな。残っているのはクロンドルか」
 アベルが呟く。ルーが学園長であろうということまでは、アベルにとっては言うまでもないことだった。
 事実は明かされるというよりも、確認されていくように見えた。
「そうだね。まあ、だから、ルーは慎重に育てられた。彼女自身が望まなければ、今もまだ宮殿の奥にいただろうと思うけど」
 しかし、望んでルーは宮殿を出てきた。身分を隠していたのも、半分はそれに由来するのだろう。
「マイヤーとも、こうして話すのは僕が宮殿を出たとき以来だね」
 先日立ち話はしたわけだが、それは数には入れないらしい。
 ミリーは、マイヤの様子を窺った。都合の悪いことはシラを切り通せばよいとそそのかしたが、さて実際にどうするつもりなのかと。
「……そうですね。お久しぶりでございます、サウル殿下」


登場キャラ: “炎華の奏者”グリンダ  “闇司祭”アベル  “春の魔女”織原 優真  “探求者”ミリー  サウル  マイヤ


●シーン2

 何も疑わぬこと。それは言葉で言うよりも、はるかに難しいこと……
「クレアさん……これからもずっと一緒にいられるよね」
「いるよ。私はここにいる」
 そして、シーナとクレアは笑顔を交わした。
「戦おう、シーナ」
「うん、クレアさん。アリーナに行こ。手を抜いたりしたら、絶交なんだからね!」
 約束を交わす二人を、周りは静かに見守っていた。
 一人唇を噛んで、そっぽを向いていたルーを除いて。そしてリーヴァだけが、その様子を横目で見ていた。


登場キャラ: “緑の緑風”シーナ  “天津風”リーヴァ  クレア  ルー


●シーン3

「誰か! 誰か! 回復のできる人!」
 スルーティアの悲鳴に、リュートが人垣を割って前に出てくる。
「僕が……」
 ラジェッタに注目が集まるその一方で、ラシーネはエイムを見つめていた。
 エイムも、立ち上がれぬままにラシーネを見た。銀の瞳に涙を溜めた、その顔で。
「……エイムさん」
「消え……たくない……助け……て……」
 その消滅の瞬間を、見つめていたのはどれだけいたのだろう。
 レアンと、ラシーネと。


登場キャラ: “猫忍”スルーティア  “轟轟たる爆轟”ルオー  “静なる護り手”リュート  ラシーネ  ラジェッタ